ガルダ
ガルダ級1番機とされているが、画面上には登場しない。小説版の冒頭においてテンプテーションを打ち上げた機体は単にガルダとしか呼ばれていない。
『機動戦士ガンダムUC』では、ビスト財団の虜囚となったミネバ・ザビを宇宙に移送するためのシャトル中継基地として登場。ミネバ奪回のため潜入したスベロア・ジンネマンによる破壊活動と、ユニコーンガンダム同士が翼上で激闘を繰り広げた影響で著しく損傷し、ついに爆散した。機体の色は灰白色。
名前の由来はインド神話に登場する神鳥ガルダから。
アウドムラ
機体色は赤。名前の由来は北欧神話に登場する巨大な牛アウズンブラから。
元々は地球連邦軍ジャブロー基地に配備されていたが、エゥーゴがジャブロー侵攻作戦時にスードリとともに奪取した。後にカラバへ譲渡され、ハヤト・コバヤシが指揮し、カラバの空中拠点となった。機体にはシャトル用のブースターが備え付けられており、このブースターを使ってカツとクワトロ・バジーナを宇宙へ上げた[2]。また、軍船ながら石鹸「ヘレン・ヘレン」が常備されていた。
第一次ネオ・ジオン抗争でのダブリンに対するコロニー落としの際、避難する民間人を救助するために出撃。避難民を乗せて離陸するが、ラカン・ダカラン率いるネオ・ジオン部隊の攻撃をブリッジに受けカラバの搭乗員は全滅し降下していく。そこでエゥーゴ所属のアーガマクルーが空中で乗り移り操縦して避難民と共に無事帰還した。
ゲームブック『機動戦士ガンダム シャアの帰還』では第一次ネオ・ジオン抗争後、カラバが連邦軍に吸収されたために当機も接収されている。主にレアメタル類やMS・シャトルの運送に使用された。なお『機動戦士ガンダムUC』にも登場している。
スードリ
機体色は緑。名前の由来は北欧神話で南方をつかさどる小人スズリから。地球連邦軍所属。
ジャブロー基地でエゥーゴが奪うも、TV版『機動戦士Ζガンダム』では、ケネディ空港でティターンズのブラン・ブルターク少佐に制圧される[3]。劇場版『機動戦士Ζガンダム』では、第一作でヒッコリーに向かうアウドムラと別のルートをたどることが語られ、第二作では何も語られないままブラン・ブルターク少佐が指揮する機体として登場。アウドムラを追撃し、ブラン・ブルターク少佐の戦死後[2]はベン・ウッダー大尉が指揮し、サイコガンダムと合流するなどして交戦する。戦力の消耗によりベン・ウッダー大尉はアウドムラへの特攻を決意するが、果たせずに撃墜された[4]。
メロゥド
機体色は灰色。地球連邦軍所属。
ジェリド・メサが指揮して、キリマンジャロからダカールへ向かうアウドムラを追撃。エゥーゴ・カラバと交戦したが、アムロ・レイの操縦するディジェの猛攻を受けブリッジを破壊された[5]。
『機動戦士ガンダムΖΖ』でラカン・ダカランが使用したガルダ級は名称不明だが、機体色は本機と同じ灰色である。