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■新機動戦記ガンダムWフローズンティアドロップス
今月休載じゃなかった。
P457-
「寂寥の狂詩曲・Ⅵ」
表紙イラストはサーベルを持ったミルと背景に五飛。
MCファイル6(前編)
MC-0022 NEXT WINTER
ミルがトールギスヘブンで出撃する。
※トールギスヘブンの起動パスワードはゼクスが設定した言葉。
「永遠の平和は、空虚な理念ではなく、
我々がやり遂げなければならない使命である」
トールギスヘブンは破壊された「トールギスⅡ」の部品を
ゼクスが回収して独自にとりつけて最新技術で改良したもので
「左利き」のくせをもった機体である。ゼクスは左利きではないので
おそらくトレーズが左利きであったのだろうとミルは推察した。
(挿絵はコックピットのミル、サングラスのゼクス、光を背負って
にこやかにほほ笑むトレーズ)
ここからミルによる回想形式の解説
・ラナグリン共和国のゼクス・マーキスが火星連邦に対して
独立宣言と宣戦布告をしたのはMC21年FIRST-WINTER。
・実はゼクス特佐はホログラムで実在しない。
・ミリアルドの葬儀で列席しているように見せた映像は捏造。
・連邦軍はマーズスーツで戦っていたがゼクスのガンダムエピオンに潰される。
ここである指揮官が隠していた『ビルゴⅣ』を投入したが逆にエピオンの
ZEROシステムにクラッキングされてビルゴが強奪される。
→仕方ないので連邦は有人兵器マーズスーツを配備する
→圧倒的な兵員不足
→仕方ないのでまた無人機体を投入
→またゼクスのZEROシステムによる書きかえで兵器が強奪される
→また投入しては強奪されるの繰り返し
→見かねた本物のゼクス(ミリアルド・キュレネの風)が無人兵器を
無効化するナノ・ディフェンサーを使用する
(かつてトレーズが設計開発していたものの実用化)
→ようやくラナグリンの戦力増加が止まる
→連邦軍が不愉快に思って「キュレネの風」を敵視
→今ここ
トールギスヘブンでのミルの初陣はビルゴを13機体撃破。
ミルはMC18年にプライベートティーチャ―として戦いの基本を
叩きこんでくれた張五飛の教えを思い浮かべる。
モビルドールの行動予測、攻撃こそ最大の防御、兵器は壊れて当然。
張五飛が一緒に戦ってくれていると感じるミル。
ヘブンがビルゴ相手の白兵戦のさなか戦場にデュオ、トロワ・フォボスが到着。
「オラオラ、フェンリル様のお通りだ!」
ミルは彼らを説得してくれたドクトルTとW教授に内心感謝すると共に
かつてドクトルTに「ジジイ」と言ったことを謝ろうと決めていた。
あれからドクトルTはミルと口を聞いてくれないからだ。
カトリーヌとナイナも円舞曲のテンポで次々とビルゴ舞台を壊滅させていく。
戦艦<グランシャリオ>はイシディス湾に入ったがヒイロがミルたちとは
合流せずにリリーナを追って白雪姫と共に行ってしまった。
そこにゼクスのガンダムエピオンが向かっているという情報が入る。
ガンダムエピオンと戦うために張五飛と彼の<ガンダムエピオン白>が登場。
以下次号。