昨日の記事ではいきなり完成状態の写真を掲載してしまったため、驚かれた方も多いと思います。私は「キットの組み立て→写真撮影→写真の編集→ブログの記事製作」という手順で作業を行っているのですが、写真の画質調整や記事の文章を考えるのにどうしても時間が掛かってしまいます。そのため、記事に登場した組み立て工程は数日前に行った作業であるということが多いんです。
「上半身の組み立てはどうなったの?」と驚かれた皆様、お騒がせして申し訳ございません。
さて、今回はコクピット周辺の組み立てです。
写真左側が操縦席関連、右側がコクピットハッチのパーツ群です。
操縦席は胸部内部に斜めに取り付けられたレールに沿ってスライド移動します。まるでスキー場のリフトみたいですね(笑)。
操縦席に座るパイロット「ロウ・ギュール」のフィギュアは非常に小さいにも関わらず、特徴的な髪型や服装がきちんと再現されています。
計器盤は上に向かってスイング可動します。こうして見るとやっぱりスキー場のリフトのゴンドラに似ていますねぇ。
写真左:コクピットハッチの裏側です。開閉可動用の蝶番となるパーツを取り付ける位置は、ハッチ裏のかなり奥の方にあります。取り付ける時に綿棒などで蝶番パーツを押し込んでやると作業しやすいと思います。
写真右:ハッチ表面です。
コクピットの移動用レールにハッチを取りつけた状態を真横から見たところです。操縦席とハッチの位置関係が分かります。
コクピットを覆う胸部中央フレームのパーツ群です。
フレーム本体のパーツにコクピットや首のパーツ、そしてポリキャップを配置していきます。
胸部とウエスト部分との接続部には左右方向への可動軸が設けられています。
この部分に取り付けるポリキャップは、板状のはめ込みピンをフレームの本体に差し込むようになっています。
フレーム本体の左右パーツを貼り合わせる時に、ポリキャップの板状ピンがフレームパーツの取り付け穴にうまくはまらない場合があります。板状ピンがつぶれてしまい、それが取り付け穴付近に引っ掛かってしまいます。そうなると、フレーム本体の合わせ目にすき間が生じます。
それを防ぐためには、ポリキャップの板状ピンの先端の角をナイフか何かで少しだけ削ってやると良いです。取り付け強度が低下しないように、削るのはほんの少しだけです。こうすると、ポリキャップが取り付け穴に入りやすくなります。
コクピット周辺のフレームが完成しました。でも、この状態ではまだガンダムの胸とは分かりにくいですね(笑)。
今回は胸部の組み立ての続きです。
これは左胸の肩関節基部ブロックを構成するパーツ群です。左端の小さなパーツを置き忘れて写真を撮ってしまい、写真の編集の時点で追加したため見苦しいですが…(汗)。
右胸も同様のパーツ構成です。
写真左:肩関節を前方にスイングさせるための可動部です。
写真右:肩関節を左右上方向に振り上げるための可動部です。
組み上げた左右の肩関節基部ブロックを、胸中央ブロックに取り付けます。矢印のように、はめ込んでから下方向にスライドさせて固定します。
写真左:だんだんガンダムの胸らしくなってきました。
写真右:装甲を取り付けない状態なら、肩関節軸をここまで上に向けることができます。
上から見たところです。装甲が無い状態なら、肩関節軸を約45度前方に向けることができます。
肩関節軸の動きに連動して、脇の下のシリンダーが伸縮します。
首元や胸の下側(人間でいうと肋骨あたり?)の外装パーツ群です。
胸のエアダクトのシャッター(整流板?)は従来のデザインでは3枚でしたが、PG用の新デザインでは2枚に変更されています。
胸正面や脇の下の装甲パーツです。
従来のデザインに比べ、力強くシャープな印象になったと思います。エアダクトの開口部が広くなっています。
ウエスト部分のパーツ群です。
ここでも前回の記事で登場したものと似たポリキャップが出てきます。写真の右側の板状ピンは、はめ込みやすいように角の部分を削った後の状態です。ほんの少し削るだけで、組み立てやすさが向上します。削り過ぎると取り付け強度が大幅に低下してしまうので、ご注意ください。
写真左:腰を前後に傾けるための関節パーツを組み込んだところです。
写真左:このブロックは前と後ろのデザインが似ているため、胸部に取り付ける時に注意が必要です。この写真に写っているのが前側の面です。わき腹のシリンダーの基部はボールジョイントで可動します。
胸部にウエスト部分を取り付けた状態です。
上体を左右に傾けると、連動して伸縮するシリンダーがチラッと見えます。装甲にすき間が多いデザインのアストレイは、このような仕掛けを完成後にも見ることができるのがうれしいところです♪
次回も胸部の組み立ては続きます。
*先日、記事で紹介した「新・模型情報!!」ですが…
なんと海老川氏によるガンダムエクシアの初期デザイン画が掲載されています。「ガンダム00」のデザイナーである海老川氏や福地氏は、旧「模型情報」に深い関わりがあったそうで、そのことについてのインタビュー記事も載っています。
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