正式コードは無く仮称コードはT1号となっている(トライアルのT)。宇宙世紀0083年3月ころに、連邦政府から連邦軍本部に対しガンダムに似せた万能型可変MSの製作要請があった。理由はガンダムを使ったプロパガンダであり、アクシズに対する牽制でもある。
胴体の基本レイアウトにはFA-78-2ヘビーガンダムの設計図が参考にされ、マグネットコーティングも施されている。
メインエンジンには最新の強力熱核ロケット2基が使用され、リニアシートももうけられている(緊急時には脱出も可能)。外観上の特徴としては、折りたたみ三角翼と機種整流耐熱カバーが一体化して背中に装着されている。
翌年T1号機(通称シャトルガンダム)は完成。パイロットにはアムロ・レイをあてる案もあったが却下され、カリフォルニア基地のパイロットが担当している。
ろくなシュミレーションもないままの公式飛行となったが、飛行及びその後の回収は成功し、史上初の単独で地上と宇宙を往復したMSとなった。
たった一度の飛行直後に本機は行方不明になり、その後の一切の記録から姿を消している。ケネディー宇宙港の博物館に収められているとの説もあるが、ジャミトフ・ハイマン准将の一派が、新型MSの開発のためのサイド7に持ち去ったとする情報もある