904 :通常の名無しさんの3倍 :sage :2010/03/23(火) 15:36:28 ID:???
でんほ
設定資料はサードイシュウ、変形はするのかしないのか
総集編第一集は5月下旬発売予定。表紙メインはときた先生書下ろし劾&セカンドリバイ
A:07アストレイVS.アストレイ
アローフォームに変形した赤枠がヴォワryを展開させると六体の反応が出る。リリー軍団はネブラブリッツを複数体運用していたのだった。
アローフォームの矢がブリッツを狙う。避けるリリーだったが矢は後ろに隠れていた他のブリッツを貫き機体爆発。
ジャンク屋なので人殺しはしないのがモットーなロウは焦り慌てて倒したブリッツに近寄っていく。リリー軍団も心配しているのか襲ってこなかった。
同じ時、ギナ様は六体のリリー軍団を全殺しすると戦闘モードを終了させていた。そこに現れるゲイルストライク。
やっかいな相手が来たと毒づくギナだが意外なことにヒィは戦闘可能領域に入っても武器を手にしなかった。
どういうつもりだと通信を送るギナにお前が劾と戦うことに最高司書官から許可が出たのでそれを伝えると同時にお前の戦闘データを回収するため同行することにしたと答える。
好きにしろと答えたギナはヒィを無視しそのまま機体を走らせる。その後を追いながらヒィは先ほどのプレアと交わした会話を思い出していた。
「あまりにも裏切り者が多すぎる」「ほんとに。困ったもんだよ」言葉の意味に反してまったく困っているように見えないプレア
「…裏切られることも織り込み済みなのか」 ヒィは頭が切れる、彼の元になった人物から受け継いだ資質だった。プレアが最初から裏切られることを前提にしてることに気づく。
「詳しくは聞かないでくれよ」 納得は出来たが組織が裏切られることで何のメリットがあるのかわからなかった。
「裏切りが推奨されるなど、意味が分からないな」「そお。いっそ、君も戦闘で裏切ってみたらどうだい。何か見えてくるかもしれないよ」どこまで本気で言っているのか
「怒らないで」 プレアは仮面で顔を隠したヒィの怒りを敏感に感じ取っていた。
「そうだ、ギナに同行してみたらどうかな。彼のことは許そうと思うんだ裏切りの経験者と一緒に行動してみれば、何か分かるかもね」
ついでに戦闘データを取ってきてくれると助かると言うプレアの提案に乗ってみることにしたヒィ。
「それにしても…」そんなヒィを見つめてプレアがぽつりと漏らす。
「君のその性格。元になった人にそっくりだね。私には、君が話しながら仮面の下でどんな表情をしているのかさえ分かるよ」
その頃劾とイライジャは情報交換をしていた。ヴァンセイバーを自分用に調整してもらうためにイライジャが宇宙に上がったのだった。
実は機体を手にしてすぐにためしに操縦してみたがまったく使いこなすことが出来なかったからだ。
イライジャは今まで専用にカスタマイズされた機体にしか乗っていない。そこでそんな調整が出来る人物ロウ・ギュールの元に向かうことに。
次回A:08 REMODELED MACHINE
地球連合との戦争末期、ザフトは最強のモビルスーツとして
ZGMF-X42Sデスティニーを投入した。
長らくその存在は、シン・アスカが搭乗した一機のみだと思
われてきたが、近年公開された史料から、その他にも同型機
が存在することが明らかになった。ザフトは、デスティニー
を効果的に運用するための特殊部隊編成の構想を抱いていた。
「コンクルーダーズ」の名称を与えられるはずであったこの
部隊は、各地の戦線から選抜された戦績優秀なパイロットを
集め、主力MSにデスティニーを配備して編成される予定だ
った。ザフトは、最強のモビルスーツとパイロットを組み合
わせた部隊で連合の戦力を一蹴しその戦意を阻喪させること
を企てていたのだ。
ハイネ・ヴェステンフルスはその一員に選ばれ、専用に調整
されたデスティニーの製造も開始されていた。しかし、ハイ
ネは機体の完成直前に戦死し、部隊も実際に編成されること
はなかった。
主を失ったデスティニーは、今もザフトの兵器保管庫で目覚
めの時を待ち続けている。